Real World Platform Engineering! 技書博・技術書典にて Platform Engineering 本を頒布します

公開日: 5/2/2024

著者: Kasai Kou

Publishing お知らせ
Platform Engineering Kaigi 2024 の開催に合わせて、「Real World Platform Engineering: 現場の知恵とノウハウ」という Platform Engineering 本を頒布します。

Platform Engineering 本を頒布します

Platform Engineering Kaigi 2024 の開催に合わせて、Platform Engineering 本を頒布します。

本のタイトルはその名も 「Real World Platform Engineering: 現場の知恵とノウハウ」 です!

本書はさまざまなバックグラウンドをもつ有志により執筆されており、各人が直面した Platform Engineering の課題とその解決法に対する考え方や実践例などがまとめられています。

日本国内において Platform Engineering が注目され始めたのは 2023 年。 Platform Engineeringで扱われる問題の多くは昔からあるものといえど、体系化された解決策をベストプラクティスとして語るにはまだまだ情報が不足しています。 本書がPlatform Engineering を学んでいくうえでの情報収集の一助となれば幸いです。

Real World Platform Engineering: 現場の知恵とノウハウ

各章の紹介(まえがきより)

Yoshikawa Shunsuke さんが執筆した 「Backstage を使って Golden Path を実装してみよう」 では、迅速なアプリケーション開発を行うための手法である Golden Path を内部開発者ポータルの実装のひとつである Backstage を用いて実装する手法について紹介していただきます。

tanayan (Tanaka Ayako) さんが執筆した 「Backstage だってアップデートしたい!」 では、開発が盛んに進んでいるツールである Backstage のアップデートに追従するための最新情報の追い方や実際のアップデート手順について説明していただきます。

Buzz(Watanabe Takeshi) さんが執筆した 「スタートアップにおける Platform Engineering の適用」 では、人的リソースが限られる上に多くの役職を兼務することが多いスタートアップに適用すべき Platform Engineering の形について考えていきます。

namayasai (Yamana Tomohiro) さんが執筆した 「ドキュメントから始める Platform Engineering」 では、Platform Engineering の大きなトピックの一つであるドキュメンテーションについて、新旧情報の混在などといった問題とそれらの対策について考えていきます。

かさい (Kasai Kou) さんが執筆した 「秘伝じゃないタレの作り方: 既存タスクランナーの課題からその克服まで」 では、タスクランナーが秘伝のタレになりがちであることの背景を認知負荷の増大という観点から考察し、その克服方法について考えていきます。

ざわ(Izawa Yusuke) さんが執筆した 「チーム API でチーム間コミュニケーションを交通整理する」 では、巨大化した組織内のコミュニケーションにおける認知負荷が増大していく問題に対して、チーム間のコミュニケーションの整理方法について紹介していただきます。

jacopen さんが執筆した 「プラットフォームの社内ブランディング~名前つけるのもロゴ作るのもプラットフォームチームの仕事です~」 では、 Platform Engineering の一環として開発したツールをチームや組織に浸透させていくためのブランディング手法について説明していただきます。

頒布詳細

本書は技書博および技術書典 16 (き15) で物理本・電子本の形式で頒布予定です。

頒布場所

  • 05/12(日)11:00~16:00 技書博(大田区産業プラザ PiO、い-04: Platform Engineering Meetup
  • 05/25(土)~ 06/09(日)技術書典16オンラインマーケット(き15: Platform Engineering Kaigi)
  • 05/26(日)11:00~17:00 技術書典16(池袋サンシャインシティ、き15: Platform Engineering Kaigi)

価格

  • 物理本: 1000 円
  • 電子本: 1000 円
  • 物理・電子本: 1500 円

よろしくおねがいいたします。